病気直後の札幌・急性期病院から、自宅の柏・回復期病院へ転院しました。
回復期病院を選択
急性期病院では、2か月程度で次の回復期病院に移動するように促されます。病状が安定し、在宅復帰に向けたリハビリに変化していきます。
まず、急性期病院にて担当のソーシャルワーカーが決まります。ソーシャルワーカーとは、社会生活を送る上で困難を抱える人々を支援する専門職の総称です。医療、福祉、教育、介護など様々な分野で、相談援助や関係機関との連携を通じて、個々の状況に応じた支援を行います。
そのソーシャルワーカーが、患者の要望を聞いて転院先を探してくれます。UD家の要望は、自宅から近いこと、車の運転をしたいことでした。幾つかの病院が候補として出てきて、その中から病院を選びました。自宅の近くで、妻が仕事帰りに寄れそうなところで、運転再開ができるリハビリテーション病院でした。
「運転」の詳細はこちら。
転院の手続き
病院に連絡を取り、妻が面談に行きました。受け入れてくれることとなり、ソーシャルワーカーに連絡しました。入院の日付は空きを待つのに時間が掛かりましたが、2023年12月22日(受け入れはその前日)から入院することになりました。
あとは、飛行機の取り方を教えてくれ、介護タクシーの予約もやってくれました。電車はまだ危険な状態なので、介護タクシーでの送迎が必須でした。飛行機は、息子が予約を取ってくれました。妻と息子が来ることになりました。21日に札幌のホテルを取り、翌朝退院→午後入院となりました。なかなかシビアな時間です。前日の夜に札幌に到着しました。
札幌から柏へ移動
当日の朝は朝8時半退院、10時千歳空港発でした。自分は車椅子です。病院から介護タクシーの車椅子に乗り換え、車の後ろから、スロープとウインチで上げられます。
札幌はすごい雪が降った後でした。介護タクシーは高速道路で千歳空港へ向かいます。


千歳空港に着くと、また空港の車椅子に乗り換え、手続きをします。飛行機に乗るために、幅の狭い車椅子に乗りました。このときは左足に装具は無いので、運動靴です。真ん中の席の通路側の席に座りました。


札幌で何もお土産を買ってなかったし、食べてもなかったので・・・
羽田に着きました。
脳出血後の飛行機には乗ってはいけないのでは・・・という方もいますが、普通に乗れました。
柏病院へ
羽田に着くと、予約していた介護タクシーと落ち合いました。首都高に乗って、柏病院には予定通り14時頃に着きました。
MRIとレントゲンを撮り、主治医になる先生と最初の診察をし、自分の病室に行きました。いろいろルールの説明を受けWiFiの説明ももらいました。夕方にはPT/OT/STの療法士が挨拶に来ました。次の日からリハビリとなります。


それにしても、介護タクシー代が高かったです(5万円弱…)。後に総務部に相談して、「出張からの復路」ということで何とか。。。
まだまだ回復中の、大冒険でした。