ライブに行きたい
好きなアーティストのライブを見たい、聴きたい。
誰にでもありますよね。
でも自分は身体障害者で、「車椅子・杖付きだから行かれない」「観客席は手すりが無いと上り下りできない」など、壁があります。だからそこで止まってしまう。。。
でも、安心してください!
身体障害者でも行かれるんです。
アーティストのライブ会場によって、障害者用の席が用意されている場合があります。藤井風のライブでは「ハート席」といって、障害者手帳を持っている人(+介護の人)だけ申し込める席がありました。(抽選で倍率が高く、落選しましたが涙)
障害者用の席が無くても、「公演に関するお問い合わせ」に問い合わせてみてください。自分は障害者で、通常の座席では困難であることを伝えれば、車椅子席を用意してくれます。
注意したいのは、正規にチケットを購入してから問い合わせてください。
購入後なら向こうも親切にしてくれます。
ライブ当日
ライブ当日は、公演側と連絡した場所に行ってください。
名前を確認後、スタッフが裏のエレベーターなど通路を招待してくれます。
他の車椅子の人との場所の調整があるので、従ってください。杖の人も同じ枠です。車椅子とは幅など異なるので、スタッフによって調整されます。
席に案内されたら、トイレ等済ませてスタンバイOKです。楽しんでください!!
ライブレポート①
2025年2月26日、米津玄師ライブ@東京ドーム。
今回は妻と一緒。上野東京ラインで東京まで行き、中央線快速で御茶ノ水まで行って、総武線で水道橋に行きました。水道橋では、一番御茶ノ水側で下りるとエレベーターがあります。そこから東口を出ると行きやすいです。そこから横断歩道を渡り、左に行くと通路があるのでそこを行きます。しばらく行くとエレベーターがあります。(たしか)
東京ドームの正面に出ます。
正面へ行って、事前に電話で連絡をしたということをスタッフに話しかけると、障害者用の受付まで案内してくれました。
そこで名前を言って手帳を見せると、裏の通路を案内してくれて、エレベーターに乗って車椅子席まで連れてきてくれました。

ちょうど、東京ドームで野球を観戦する車椅子席でした。
車椅子席には台があり、高くなっていたのでスロープで登りました。ライブ中は観客が立ち上がるので、車椅子の人も見られるよう、その対策のようです。台の上で、ライブの開始を待ちます。
写真はライブ前のものです。

久々のライブはサイコーでした!
車椅子席もすごく盛り上がってました。最初わずかな疎外感がありましたが、始まれば同じファンです。
ただ、ライブグッズ売り場は大行列で、その列を追いかけるのが大変でした。ドーム前の広場で並んだのですが、手すりの無い階段・段差があり、移動が難しかったです。これも事前予約があったのですが、速攻でいっぱいになってしまいました。大人気だからしょうょうがないですかね。後からネット販売で手に入れるしかないです。
帰りは水道橋駅まで頑張って歩きました。水道橋~お茶の水~東京 と東京に出て、ちょうど特急ときわがあったので、柏までそれに乗りました。
東京ドームは地図を見ると上野駅が1km程度だったので、タクシーに乗った方がよかったかもしれません。意外とタクシーが待ってました。
ライブレポート②-1
2025年4月5日、CENTRAL MUSIC & ENTERTAINMENT FESTIVAL 2025@横浜。
横浜では初めての音楽フェスでした。
妻は別用で、一人での参戦です。
この日はYOASOBIが参加するとのことで、元々は別の夕方のライブのチケットを取っていたのですが、
「今や大人気のYOASOBIのライブは、もう聴けない!」
と、思い切って買ってしまいました。
場所は、横浜レンガ倉庫赤レンガパーク特設会場、”Echoes Baa”でした。
我孫子から上野に行き、そこから東海道線で横浜へ。根岸線で桜木町で下りました。
そこから2022年にできた、ロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」で運河パークへ行き、赤レンガ倉庫を徒歩で目指します。徒歩を減らすのが優先です。

受付で手帳を見せて、往復券を半額で買いました。
桜木町のロープウェイ乗り場では外国人の方が多かったです。乗るまで15分くらいでしょうか。
ロープウェイに乗り、いざ赤レンガ倉庫へ!
4月は桜で人がいっぱいでした。

ロープウェイに乗り約4分、運河パークに着きました。
ここサークルウォークまでは200m。エレベーターがあるので下の道路まで行かれます。
赤レンガ倉庫まであと200m。

赤レンガ倉庫まで着きました。
カレーフェスらしきものがやってました。
このまま真っすぐ歩きます。

やっと会場に着きました。
モタモタ杖で歩いてたら、桜木町に着いてから約1時間掛かりました。

前日に電話していた通り、入口のスタッフに伝えると、通路を通って反対側の車椅子席に案内してくれました。車椅子席は、高台の上から詰めていきました。私は杖なので、高台の前で椅子に座り、ライブのときだけ立って聴きました。実はこのライブ、全席オールスタンドだったので超不安でしたが、椅子を用意してくれて助かりました。
いい天気で、しかも港も見えてよかったです。

車椅子席のビューです!
YOASOBIは今年、日本での公演はここが初とのこと。やはり日本ではなかなかもう聴けないです。聴きに来てよかったです。
YOASOBIが終わってから、次の目的地へ移動しました。
ロープウェイに乗って桜木町へ戻り、横浜へ。
ライブレポート②-2
次は、Kアリーナ横浜です。
本当は、こちらが本命です。
「結束バンド」。病気の前から好きで、入院のときにずっとライブに行きたくて、やっと、念願が叶いました。前にに角野隼斗(かてぃん)のライブもあったので聴いてきました。
最寄り駅はみなとみらい線 新高島駅で最寄り駅ですが、横浜駅から歩行者用デッキができました。
みなとみらい線はホームまで深く、値段も高いので、ちょっと徒歩では遠いですがこれがベストだと思います。「はまこれ横浜」に詳しいルートが載っています。
横浜駅からKアリーナ横浜に徒歩で行く「高島水際線デッキ」経由の新ルート写真付きで徹底レポ!
Kアリーナに着きました。右に見えるのがKアリーナです。

推しのグッズを購入し、例のごとくスタッフに話しかけました。すると、快くエレベーターで案内してくれました。
チケットを取ったとき、席はランダムで決められましたが、今回は運よく後ろの方の端席でした。この会場は手すりもあり移動できると思ったので、車椅子席ではなくてステージに近いこの席にしてもらいました。
かてぃんのピアノを聴き、そして「結束バンド」は立って聴きました。「かーきーなーらーせー!」と叫びながら。やっぱり一般席は一体感がいいです。念願のライブ、胸アツでした。

3組目にキタニタツヤのライブがありましたが、ここの休憩の間に帰りました。横浜から我孫子ですから、2時間も掛かりますからね。歩行者用デッキを通りました。まだライブがあったので、帰る人は少なかったです。混雑すると足の遅い自分は迷惑になりますし、危険ですからね。
横浜から品川まで東海道線、品川から我孫子へは上野東京ライン(グリーン車)で帰りました。装具を外して楽にします。
以上、ライブレポートでした。色々ヒヤリハットな事象は起こったかもしてませんが、それを超える情熱と勢いで行ってきました。これからも、何かをやり遂げるときは情熱と勢いで!